あかびら人

あかびらに住むクマゲラ、びらっぴに突撃インタビュー!

アカゲラじゃないっぴ!クマゲラだっぴ!そこんとこ間違えないでほしいっぴ! あかびらに住むクマゲラ、びらっぴに突撃インタビュー!

真っ黒姿に赤い頭。その名もびらっぴ!

みなさんはご存じだろうか。
赤平に住む神出鬼没の黒い鳥の存在を。

なんとジョブリポでは彼を突撃取材!
彼は突然マイクを向けるとおもむろにしゃべり出したのである。

「な、なんだっぴ!びっくりだっぴ!なにも悪いことしてないっぴ!」

いきなり釈明しようとしている彼は完全に怪しいのである。

「い、今は赤平市の商工労政観光課のみなさんに挨拶をしてきたところだっぴ!」

聞くとびらっぴは赤平市のほぼほぼ公認なのだそうだ。
2016年7月に刊行された小冊子ジョブリポ!赤平のシゴトではメインキャラクターとして登場。
その記事を作成する段階で色々な企業に見学にいったところ、すっかり企業巡りにはまってしまったのだとか。


「ボクの趣味は工場や企業の見学だっぴ。じつは岡田水産さんに行ったとき、こっそり魚を食べちゃったっぴ。これは内緒だっぴ」
黙っていられない性格のようだ。

「ボクの夢は植松電機のロケットに乗って宇宙空間に行くことだっぴ!」
と勝手に熱く夢を語り出したので取材陣もびっくりだ。

  • ししゃも美味しかったっぴ

  • いつも夢見る姿はロケットに乗っているとこっぴ

「赤平市内の企業で生産されてるものが好きだっぴ〜。大好物は山平さんのパンだっぴ。でもでも、もう閉店しちゃったので残念だっぴ。最後に子どもにも食べさすことが出来てよかったっぴ」と北海道弁も交えて語るびらっぴ。
そう。2018年たびたびベビーカーを押す姿が目撃されているらしい。

自分で言うのもあれだっぴが、イクメンだっぴ!

お相手にもお話しを聞きたいところだが
「だめだっぴ!!奥さんはすっごく恥ずかしがり屋だから、絶対姿を見せないっぴ!ボクが怒られちゃうっぴ〜。かわりにホラホラ、可愛いでしょ〜?」と子どもの写真を見せてくるびらっぴは、完全に親ばかなのである。

「ボクは赤平のガンガン鍋も好きだけど、猫舌ならぬ鳥舌なので熱い物は苦手っぴ。でも辛い物は大好きだっぴ!」
と聞いていないのに食べ物の嗜好まで教えてくれるびらっぴ。
鳥目なので夜の活動は少し鈍るそうだが、夜な夜な子どもを寝かしつけてから赤平市内の繁華街にも出没することもあるらしく、目撃情報がたまーに出ているのだとか。

お祭りも大好きで、赤平での火まつりにも毎年参加しているそうだが
「赤ふんを巻いて、松明を持って、いざ走り始めようとすると、あれ?飛べばいいっぴ・・・疲れるっぴ」と思ってしまうらしく、走るのには向いていないようだ。
急に現実的に考え始めるあたりは現代っ子の要素もあるそうだが、年齢に関しては「内緒だっぴ」の一点張りで年齢不詳なのである。

  • 空知単板さんにも行ったっぴ

  • 家事のお手伝いもするっぴ〜

「炭鉱の立抗から市街を眺めたり、飛びながらズリ山を見渡しているととっても気持ちがいいっぴ〜」
と話す黒い物体は怪しいものではなさそうだ。
なんでも北海道の先住民族アイヌの間では【クマゲラは道に迷ったときに道案内をしてくれる神様】という伝承があるのだそうで
「赤平を知っている人も知らない人も、赤平のことはボクが案内するっぴ!それがボクの役目なんだっぴ!ついてくるっぴ!!」
と勝手に飛び立って行ってしまった。
そんなかなりおっちょこちょいなところもあるびらっぴ。
本当に赤平が好きで、赤平の物が好きで、赤平に住む人が好きなのだそうだ。
なぜなのかって?
答えは簡単、彼が赤平出身・赤平育ちだから、なのだそうだ。

  • 鳥でもたまに風邪をひくっぴ。そのときはやっぱり赤平製紙のティシューが一番いいっぴ。

  • こう見えても実は力もちだっぴ。

びらっぴ
住所 赤平市の内緒

【2019年02月20日更新】