ギャップを楽しむことが地域を楽しむこと 松尾 駿佑さん(北門信用金庫赤平支店)
美唄を飛び出し、着地した赤平
松尾駿佑さんは平成7年生まれの23歳、北門信用金庫に就職して間もなく1年が経ちます。
松尾さんの出身は美唄市。同じ中空知ではありますが、赤平からは車で40分の距離です。
高校では岩見沢市、大学では青森県の大学に進学したことで北海道を離れました。
大学では経済を学んでいた松尾さんは公務員を目指していたそうですが、お父さんから「地元に『北門さん』という信金がある」と聞いたことがきっかけで北門信金さんを受け、就職に至りました。そんな北門信金さんで初めての勤務地がこの赤平だったのです。
赤平での暮らし
現在は渉外係というポジションの松尾さんは「まだまだお客さんに顔を覚えてもらうのが仕事です」と言います。そんな松尾さんは大学の4年間、青森で一人暮らしをしていたので、美唄と赤平の距離でも「実家が近い!」と感じているそうです。
「急に何かあった時に帰れますし、やっぱり直接家族と会って話せるのは安心ですね。大学の頃の友達が結構札幌に居るのですが、札幌にも行ける距離なので過ごしやすいです」と言っています。
また「赤平で暮らしてみて感じたのは、活発な人が多いな、ということです。大きな会社も多いですし、イベントも多いのですが、まち全体が協力的ですよね」と感想を教えてくれました。
新しい生活は『ギャップを楽しむこと』だと思う
北門信金さんの支店の多くは空知にあり、遠くても千歳という本当に地域密着型の信金さんです。そのためそれまで行ったことのないまちに転勤となる可能性もあるお仕事ですが、どんなに遠くても千歳、と松尾さんはポジティブに捉えているそうです。
「地域で暮らすことや、仕事をすることってそれまでの学生生活からかなりギャップがあると思います。しかしそれがプラスのギャップでもマイナスのギャップでも、それを改善していく楽しさがあると思っています。ギャップをどう楽しんでいけるかが大切で、楽しめることで地域にも根差していけるんじゃないかなと思っています」
松尾さんの社会人生活と赤平生活は始まったばかりですが、ますます楽しい生活が続いていきそうです。
北門信用金庫赤平支店 | |
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住所 | 赤平市本町1丁目1番地4 |
電話 | 0125-32-4111 |
URL | http://www.shinkin.co.jp/hokumon/ |
【2019年03月18日更新】