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株式会社植松電機

世の役に立つ、技術者を目指すぞー! 株式会社植松電機

日本に一台の装置が
赤平にある!

さまざまなメディアで取り上げられ、全国的にその名を知られている植松電機。本業はリサイクルに使われる特殊なマグネットの製造ですが、その一方で、北海道大学などと共同でロケット開発に取り組み、日本に一台しか無い(世界でも三台だけ!)、無重力実験の装置を自社で保有。植松社長の著書「NASAより宇宙に近い町工場」「好奇心を『天職』に変える空想教室」などはベストセラーとなり、その動向は全国から注目されています。

動画に、本に、社長の言葉に
感銘を受けて入社。

そんな植松電機で働くフレッシュなコンビが宮越愛斗さん、星野倖輝さんの2人。宮越さんは江別市の出身、星野さんは愛知県刈谷市の出身です。
「僕は旭川の教育大学を卒業した後、関東の会社に就職し、プラント建設などに携わっていました。そのころは当社のことを全く知らなかったんですが、ある時偶然、社長が出演したTED(プレゼンテーションイベント)の動画を見て、モノづくりと教育をテーマにした内容にとても興味を持ったんです(宮越さん)」

一度社会人を経験した後、植松電機の一員となった宮越さん

大学卒業後は一般企業に就職したものの、もともとは教員志望だった宮越さんは植松電機が手がける宇宙開発と教育活動の両方に強く惹かれたのだそう。その後、同社のインターンに参加して気持ちを固め、2018年1月に入社を果たしました。一方、星野さんは植松社長の著書に感銘を受けて入社を志望したそう。
「『NASAより宇宙に近い町工場』を読んで興味を持ち、実際に現地で見てみたいという気持ちが募って会社に電話をしてみたんです。運良く見学をさせてもらえることになり、その時にインターンに参加してみては?と声をかけていただきました。2018年4月、大学卒業と同時にこちらに就職をしました(星野さん)」

植松社長の著書を読み、大学卒業と同時に入社した星野さん

新人だけのロケット開発に
絶賛チャレンジ中!

「一日の半分を本業(マグネット製造)に、もう半分は各自の研究活動に費やす」ことを会社の方針として掲げている植松電機。まずは本業について、二人が携わっている仕事を聞いてみました。
「僕は電磁石のコイルを巻く作業や磁石を包むケースの加工や溶接を担当しています。機械加工に携わるのは初めてだったので、入社当時は先輩に手取り足取り教えてもらいました。うちの先輩たちは優しい人ばかりです(宮越さん)」
「自分も最初の1カ月はマグネット製造に携わり機械の操作方法などを教わりました。今は先輩と一緒に、マグネットを取り付けた機械を遠隔操作する装置の開発に取り組んでいます。なかなか思い通りの結果が出ないことが多いのですが、試行錯誤する過程も面白く、やりがいを感じています。ここへ来て良かったと思える仕事に携われています(星野さん)」
一日のもう半分、研究活動の時間に二人が取り組んでいるのが「新人だけのロケット開発」です。
「僕らを含めた数名の若手だけで、一からロケットを作ってみるという社内プロジェクトが進んでいて、僕はロケットの機体づくりに、星野くんは発射装置の開発に取り組んでいます。うまく飛んでくれると良いんですが…(苦笑)」と、やや不安げな表情を見せる宮越さん。その様子を周りの先輩たちが温かな眼差しで見守っています。

赤平市内に在住している二人「便利とは言えないけど車があれば大丈夫ですね(宮越さん)」

他にない自由さが
植松電機の魅力!

入社からまだ数カ月という二人ですが、早くも植松電機の魅力を実感していると話します。
「社員の自主性を尊重してくれるところが当社の魅力。新しい知識や技術を学びたいと言えば先輩が教えてくれたり、勉強会を企画してくれたりします。自分が興味を持った分野について追求していけるのは植松電機ならではだと思っています(星野さん)」
「植松電機の一番の魅力は、何をするにも自由なことですね。普段の仕事でもロケット開発でも『こうしなければいけない』という枠にとらわれないんです。もっと良いやり方があればどんどん改善していけるし、若手の意見にもしっかり耳を傾けてくれます。先輩との距離が近く、フラットな雰囲気も良いですね(宮越さん)」
若手が主体的にステップアップを目指せるように、「先輩たちがちょうど良く、手助けをしてくれるんです」と宮越さんは嬉しそうに付け加えました。

  • 星野さんは子どもの頃から電子工作が好きだったそう

  • 「安全第一」の作業を心がけているという宮越さん

人々のニーズに応える
知識&技術を身に付けたい。

今後の目標について聞くと「人の役に立ちたい」と声を揃えた二人。
「自分の強みと言えるような分野を作りつつ、幅広い技術に対応できる技術者を目指したいと思っています。もともと自分は教育にも携わりたいと思っていたので、当社の教育活動にも積極的に参加して、子どもたちに夢を与えられるような活動に取り組んでいきたいですね(宮越さん)」
「困っている人の力になりたいと思っています。マグネットの製造でも、宇宙開発でも、世の中のニーズを解決できるような知識や技術を身に付けて、社会に貢献できる技術者を目指していきたいです(星野さん)」
各方面から注目を集める植松電機の期待の若手として、やや緊張した面持ちでインタビューに答えてくれた二人。その言葉の端々から、植松電機での日々が充実している様子がひしひしと伝わってきました!

植松電機の期待の若手として、今後の活躍が楽しみな二人です!

代表取締役
植松 努さん

当社にロケット開発の専門家は一人もいないんです!

当社はマグネット製造から始まって宇宙開発を手がけ、現在は南極体験用のソリや医療機器の製造などにも携わっています。こちらから売り込むというより、「植松電機ならできるのでは?」という噂が広まり、ありがたいことにさまざまな依頼が舞い込んできます。ただ、当社にはマグネット製造以外は、ロケットも、ソリも、医療機器も、「専門家」と呼べる人は一人もいません。一人ひとりの技術者が、その都度、知恵を絞って試行錯誤して、失敗を経てノウハウを積み上げてきたんです。当社のモットーは世の中の「悲しさ、苦しさ、不便」を解決すること。ぜひ私たちと一緒に社会に求められる仕事をしていきませんか。

株式会社植松電機
住所 北海道赤平市共和町230番地50(赤平第2工業団地)
電話 0125-34-4133
URL https://uematsudenki.com/
代表者 植松 努
創業年月日 1962年
資本金 1,000万円
従業員数 24名(2018年12月現在)
事業内容 車両搭載型低電圧電磁石システム設計・製作・販売、宇宙航空関連機器開発および製作
株式会社植松電機

【2019年02月20日更新】

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